なぜカタパッドは片翼のまま残されるのか
サーモンランにおいてあまり理解されていないんじゃないかと思ったので備忘録として残しておきます。
今回は"なぜカタパッドは片方破壊するべきなのか"における自分の考えを置いておこうと思います。
なぜカタパッドは両翼ではダメなのか
まず前提条件から。
カタパッドは2つのコンテナからミサイルを4発ずつ射出します。つまり片方のコンテナを破壊すれば射出されるミサイルの量が半分になるということです。サーモンランにおける唯一の"弱体可能なオオモノ"と捉えておいてください。
両翼ではダメというよりは片翼を処理、または両方破壊してしまったほうが被害が出ない、という認識をしていただけたらと思います。両翼のカタパッドは見つけ次第ボムを入れる必要があるということです。
片翼放置のメリット
片翼放置とは、カタパッドを片翼のみ処理して放置することです。この行動におけるメリットは
- 被害を抑えやすい
- 面倒な位置への再出現防止
- 他のオオモノを湧かせることができる
であると個人的に考えています。それぞれ説明していきます。
まず1.被害を抑えやすいについてですが、これは先にも述べたように両翼に比べてミサイルが出る量が半分になるため、自分を含めたチーム全員が生き残りやすい、ということです。
またミサイルが飛んでこないということは、それにより塗られないという事でもあるので移動しやすい等のメリットもあります。壁などの塗りにくい部分へのことを考えると塗りという観点だけでも大きな理由になると思います。
次に2.面倒な位置への再出現防止です。
カタパッドは基本的にコンテナから離れた場所に留まっており、片翼にすることすら難しいということもかなりあると思います。そのような場所に後半湧いてしまうと、ゲーム終了まで両翼のまま残り続ける、という経験が皆さんにもあるのではと思います。
わかりやすい場所で例えるならシェケナダムの満潮でしょうか。
ここに湧くカタパッドは移動することがありません。またカタパッドへ行くための道が1つしかない為、敵が湧いているとまず近づけない、という場所です。
このような場所に両翼のままにしておく事を防ぐためにあえて片翼で残しておく、という考え方です。野良でかなり役に立つ考え方だと思います。
最後に3.他のオオモノを湧かせることができるとはどういうことでしょうか。
これはサーモンランは基本的に大物が3体までしか湧かないという仕様を生かすものです。
カタパッドが場に3体でていれば、追加でカタパッドが出ない為コンテナまで誘導できるオオモノが湧きやすい、という点が重要です。
指定された場所でのみ攻撃するため誘導できないオオモノとしてタワー、カタパッド、カサがあります。逆にキャラクターへ付いてきてくれるヘビ、モグラ、テッパンは誘導が容易です。
なのでカタパッドを上限まで場に残しておくことで誘導しやすいオオモノを出しやすくしよう、という考え方です。
この3つの理由がカタパッドを片翼で残しておくべき理由でありメリットです。
片翼放置時に気をつけること
片翼放置をするにあたり留意すべき点があります。
まず第一に片翼放置は全員が把握していない場合(特に野良の場合)、カタパッドが処理されてしまうケースがままあるということです。
3体全て片翼にしたからといって注意を怠ってはいけません。何も知らない人から見れば片翼のカタパッドは「ボムひとつで処理可能なオオモノ」です。新しく湧いた敵は何なのかを常に確認し、カタパッドが湧いていたならばすぐ倒しに行くということを心がけてください。
次に常に4本のミサイルが打たれている、ということです。
本数を半分にしたとはいえ直撃してしまえば元も子もありませんし、3体の片翼でも12本ミサイルは飛んできます。それによりコンテナ周りは当然塗られてしまいますし、味方が絶対にやられない、という事もありません。脅威が少し減った、程度に思っておきましょう。片翼時は一番近くのイカを狙うためそこも注意したほうが事故に繋がりにくいです。
また、最初に湧いたカタパッドは処理するということを忘れないようにしましょう。コンテナから遠いため処理しずらいと言いましたが、最初に湧いた地点へは全員が集まっていることが多いです。その場合に処理しないと、納品できるはずだった3つの金イクラを逃してしまったことになります。納品できるときに納品しておくこともサーモンランにおいて大事なポイントです。
最後にとても重要なことですが、残り27秒になったらカタパッドを処理することを忘れないでください。
サーモンランの仕様でオオモノは残り28秒を機に湧かなくなる、というものがあります。つまり残り28秒からはカタパッドを残しておくメリットは一つもありません。
敵が湧いていない場所であれば片翼にボムを入れる行為はさほど難しくありません。秒数確認がしっかりと出来るようになればさらなる上達が約束されています。
最後に
多分一通りはまとめたと思いますが皆さんに伝わるかどうかは微妙なところだと思っています。わからないところやここは違うんじゃないかという点などありましたら私のTwitterまでご連絡をいただければと思います。
ここまで駄文を読んでいただき本当にありがとうございました。またお会いしましょう。
何か書いてほしいことなども募集しています。お気軽にどうぞ。